この時期に新人さんは慣れてきたり、辛くなってきたりと様々な事を考えいる事だと思います。
新人さんに限らず年次の若い人には是非とも読んでもらいたい内容になっています。
自分は、
新人さんの教育係を5人経験してきてNG行動をたくさんみてきました
そんな若手スタッフと多く関わりを持っていて臨床業務以外での指導もこなしています。
自分の考えだけで行動してしまう
報連相は大切と言われても何を伝えればいいのか、自分で考えて行動すればいいのか判断もつかないと思います。
何でもかんでも報告したら煙たがれるし、言わないと「なんで言わないの?」と言われる始末・・・非常に悩ましい気持ちは理解できます。
かといって最初は報連相するべき「内容」の判断は難しいと思います。
この前と状況が似ているから
と自己判断をするのはまだ早いと思います。
解決策としては、
といった確認をすることです。
答える方も、
この件は同じでいい
この件は都度確認をしてほしい
と伝達でき、お互いにストレスフリーになると思います!
そんな対応をしてくれる先輩だけじゃないよ!という方は、
といいと思います。
話しかけるハードルが低い先輩を増やしておくことが声がけのハードルを下げてくれます!
早くもルーチン作業になってしまう
試行錯誤をしながら最適を模索するのも理学療法だと思います。
同じ対象者ばかりで代わり映えのない1日を過ごすことが多いかもしれません。
そんな日々の中でルーチン作業になっていくのは理解できます。
回復期や維持期では特にそういった傾向があるんじゃないかと思います。
ですが、変化を見出せてこそ専門職だとも思いますのでここは踏ん張りどころだと思います。
解決方法は2つあります。
先輩は何を考えて介入をしているか聞いてみる
自分の考えを持って話ができれば最適ですが、難しいと思います。
誰しも最初は1年生です。
なぜならその先輩も新人の頃は同じようにまともな考えは浮かんでなかったはずだからです。
できる限りの考えを持って先輩と話をしてみましょう!
評価を細かくする 次の仮説を考えてみる
申し送りの内容で介入をすることが多いと思いますが、自分のオリジナリティーがあるとルーチンから脱却することができます。
触診から評価、仮説を考えるという学生時代に習った方法で日々介入する対象者の方をあらためて考え直してみるのもいいと思います。
評価の際には、危険が及ばないか事前に確認を取ってください!
他人と話をしない
以下のことに悩む人も多いと思います。
・リスク管理
・介入内容
・接遇
新人さんにとって初めての社会人でただでさえ緊張するのに気をつけることは盛りだくさんです。
最初から全てを100%クリアできる新人さんはいないです。
先輩、同僚からフィードバックを受け、少しずつ成長していくものだと思います。
そうはいってもいきなり変わるのは難しいです。
一番いい方法は周囲の人から声をかけてもらうことですが、受動的で手遅れになる可能性もあります。
能動的に解決する方法があります。それは、
そうすることで自分という人となりが周囲に認知されていきます。
・自分はこういう性格でこんなことを考えて仕事をしています
・これはわかったんですが〜がわかりません
・〜の場合どうしたらいいかわかりません
というように不安を口にするのはさらに不安です。
口頭で言いにくい場合は文章でもいいと思います。
自分を出していきましょう!!
最後に
紹介した解決策には共通点があります。気づきましたか?
それは、
事です。
話す前には考えます。
考えることで整理されますが、最初は整理することも浮かんでない場合があります。
わかる範囲を伝えてその先を一緒に相談できたらいいんじゃないかと思います。
明日から、話をする機会を増やしてみましょう!