理学療法士がケアマネを取得するために行った勉強を紹介したいと思います。
取得を考えている人や介護保険の知識をつけたいという方の参考になれば幸いです!
今回は二部構成になります。
②介護保険の知識について
です。
受験を資格を得るには特定の資格を保有し5年間以上働く必要がありますが得られる知識はとても多く、医療・介護の仕事に生きることばかりです!
ぜひみていってください!
試験対策の勉強方法について
受験資格は実務経験5年以上であれば誰しも受験できます。
受験者数はある程度人数がいて合格率は10%程度です。
(自分が合格した年の研修者は100人以上いました。受験者は1000人以上?!)
毎年試験は10月に行われます。
受けたいと思われる方は4月から準備していください!
4月から1日30分の勉強開始する
約半年前の4月から勉強を開始しました。
そのころは購入した参考書を見ながら重要なポイントを紙に書き出しながら知識を詰め込んでいきました。
綺麗にまとめるというより書いて覚える感じです。
繰り返し要点を書き出してるうちにだんだんと知識が定着したように思います。
持っていた参考書は3部構成になっていてい医療分野はすでにある知識の復習くらいで2つ分の分野を覚えるくらい簡単なのではとあなどっていました・・・
9月からは1日1時間勉強する
この頃からさらに時間を費やして上記と同じように要点を紙に書き出します。
やっていく中で整理しつつ覚えた方が効率の良いものが出てきます。
そういった項目はルーズリーフなどに綺麗に書き、日頃から目を通しようにしました。
そうすると苦手な項目・覚えにくい項目が図として記憶されますので思い出しやすくなります。
過去の問題集や予測問題集を解く
9月からは勉強も終盤。
方法を少し変え、問題集を解き間違えたところを重点的に覚えるようにします。
繰り返していくうちに問題が間違えないようになります。
そうしたら他の問題に移ります。
自分の場合は3回分の予想問題集を購入し間違えが少なくなるまで繰り返しました。
それ以外に工夫したこと
自宅だとどうしても長続きしなかったので図書館やコーヒー屋でやることが多かったです。
友人や職場の人で同じく受験を控えている人がいれば問題を出し合うなども良い方法かも知れません。
出題範囲がとても広くカバーしきれないところもありますが、「自分がわからなければ他の人もきっとわからない」と前向きにいきました!
試験が近くなると休みの日に午前中はジムに行って体を動かしてハンバーガーショップでお昼を食べてそのまま夕方まで勉強をすることもありました!
介護保険の知識について
勉強を通して介護保険に関する知識が増えていきます。
65歳以上?40歳以上は特定疾患?といったのも代表的ですね。
それ以外にもがいくつかありますので紹介します。
市町村の介護保険のパンフレットと見ましたが、概要や自己負担について書かれていしましたので気になる方は見てみてください!
支援と介護の違い
この違いって説明できますか?
ざっくりいうと、改善の見込みがあるか継続して支援の必要があるか?です。
担当している方の介護度に相違があるなら区分変更申請を促してみましょう!
介護でしかレンタルできないもの
退院後はベッドで寝てください!
と指導する場合もありますが、要支援・要介護1ではそもそも貸与にベッドが含まれません!
他にも、車椅子や床ずれ防止用具、徘徊検知機器、移動用リフトが要介護2からでしかレンタルできません。
自動排泄処理装置は要介護4、5でないとレンタルできません。
以上のことは主治医意見書やサービス担当者会議などで必要と判断され市町村が認めた場合は貸与されます!
貸与できる意外なもの
自宅で利用できるかは分かりませんが、歩行器(リハビリ施設にあるサークル型のもの)がレンタルできます。
使える戸建てがあると大豪邸の予感が…
ショートステイ先などで活用できそうできそうですね!
シルバーカーのような歩行車はよくレンタルしている人を目にします。
また、1本杖以外のほとんどの杖はレンタルできます。(松葉杖や四点杖、ロフストランド杖など)
四点杖は最初にレンタルを促してみてから購入に進んでもいいかもしれませんね!
レンタルできないものは購入(1年間に10万円まで1割負担)
実際に肌に触れるものはレンタルがありません。
掃除するといっても人が使ったものはあまり使いたくはないですもんね。
シャワーチェア、ポータブルトイレ、簡易浴槽、移動用リフトのつり具の部分などが該当します。
特にポータブルトイレは需要があると思いますが、様々な機能があり値段もピンキリです。
自己負担も考え選んでください!
申請日に遡ってサービスは利用できる
申請が◯日だから介護度が出るまでは退院できない?と思う方もいるかもしれません。
サービスは申請日に遡って利用できるので心配ないです!
ただ限度額には注意が必要です。
要介護2を想定してサービスを組み込みすぎて実は要介護1だった場合には差額は自己負担になってしまいます!
住宅改修は提案から1ヶ月かかる?!
リハビリスタッフから提案後、ケアマネが提案書を元に役場に提出書類を作成します。
その審査に約1ヶ月弱かかります。
工事自体は1日もあれば終わるものばかりです。
手すり1本だけなら申請しないという方もいますが、工事後の申請はできないので一度設置型の手すりを利用して自宅退院した後に申請が通り次第工事をしてもらうのありだと思います。
住宅改修は1軒20万円まで1割負担
1つの住居に対し20万円までの住宅改修が1割負担で可能です。
ですが、こんなケースはどうしましょうか?
こういったケースでも1つの住宅で20万円までなので引っ越した子供さんの家でも再度20万円までなら1割負担での住宅改修が行えます!
担当ケアマネに相談してみると良いと思います!
20万円までが1割負担で行えますので、見積もりが23万円であれば5万円が自己負担ということになります。
まとめ
理学療法士がケアマネを取得するために行った勉強を紹介しました!
今回は二部構成になりました。
②介護保険の知識について
参考になりましたでしょうか?
私の場合は知人からの勧めもあり資格受験してみましたが、とてもよかったと思っています!
知識ももちろんですが、研修でのやりとりやリクルート関係でとても満足しています。
日々勉強して学びを臨床に生かしていきましょう!
その後再度入院し自力での生活が難しいため子供の家に住むことになった。
子供の家は段差が多く住むのに不自由で環境で言うと住みにくくなってしまった。