世間はお盆休みの中私はいつも通り仕事でした!
仕事中に「相手にうまく伝えるにはどうしたらいいか?」と考えながら働いている時がありました。
最近は伝え方も自動的に相手に合わせて行えるようになり考える手間もなくなってきました。
しかし、今でも相手の心理を読み取って話をする機会があると少し考えてしまうこともあります。
今日はそんなんときに役に立つクッション話法についての話になります。
これは理学療法士に限らず療法士全員が持ち合わせていると相手に気持ち良く行動に移ってもらえるものになりますので参考にしてみてください!
本日の記事もこちらの本が参考になっています!
そもそもクッション話法とは?
クッション話法という言葉と初めて聞いた方もいるはずです。
私自身この本を読むまではこの言葉は知りませんでした。
しかし、読んでみると知らず知らずのうちに使っている話法も中にはあり、きちんと仕事しているんだなとも思いました。笑
クッション話法とは、
理学療法では相手にとって良くないことを伝える時はたくさんあります。
それを修正しながら徐々に良くしていく必要があります。
その過程でいかにショックを与えずに修正を加えていくのが話術だと思います。
このことを意識してこの後の様々な話法について見ていてください!
ダメな話法:No But話法
まずは良くない例からです。
相手にとって良くないことから伝えそのあとにいいことを伝える話法です。
といったように先に良くないことを伝える話法です。
先に良くないことが入るのでそのあとに言われる良いことがうまく入らないのです。
これではいくら良いことを言われてもあまり効果がありません。
ではどのようにしたら良いでしょうか?
この後にクッション話法を紹介しいきます。
クッション話法1:Yes But話法
最初のクッション話法はこちらです。まずは例文から。
というように先に良いことを伝えるクッション話法の代表例です。
こうすることで相手の精神的なショックはかなり抑えられると思います。
上司が後輩に伝える時も同様に活用できると思います。
クッション話法2:Yes And話法
次のクション話法はさらに柔らかく伝えたい時に使います。まずは例文から。
というように、良い話に良い話を重ねる方法になります。
相手にとってショックな内容は伝えない方法になるのでかなりマイルドな言い方になります。
新人さんや関係性を考えマイルドに伝えた方が良い場合に使ってみましょう!
クッション話法3:Yes How話法
最後のクッション話法は相手に疑問を投げかけることで気づきの機会を作る話法になります。まずは例文から。
というように後半に疑問を続け相手に質問します。
その問いに答えてもらうことで本人が気づけるようになります。
人間の行動の変化には気づきが必要です。
理学療法の場面で使うには難しい場合がありますが、後輩の指導には有効な方法だと思います。
まとめ
様々な話法を紹介していきました。
この中には無意識に使っているものもあったんじゃないかと思います。
しかし、最後に紹介したYes How話法は使う自分側も相手に改善してもらいたいことが明確にわかっていないと質問できないんじゃないかと思います。
したがって、普段から関わりのある後輩には改善してもらいたいところが明確なため質問をしやすいですが、あまり関わりがないと疑問を仕うることができないと思います。
他にもダメな話法やクッション話法ありますが共通して言えることが、
ということです。
ネガティブなことは口にしても良いことは少ないと言われています。
このことを頭の片隅に置き、明日から対象者や後輩と接してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
他にも登山や筋トレに関する記事もありますのでお時間あれば読んでいってください!