この題名やってみたかったです。笑
題名の通り2019年度認定理学療法士試験に合格することができました!
分野は【脳卒中】です。
ケースがキラキラしててかっこいい!
普段回復期という病気や怪我の後に待っている退院後の生活を決める重要な病期に携わりリハビリを行っています。
その中で脳卒中で悩まれている方も多く見受けます。
そんな方々の力になれるように勉強したいと思い認定試験に臨みました。
リハビリを行っていると行き詰まったり悩んだりすることが私たちには必ずあります。
その時に助けになるのが、①知識②経験③聞く④調べるの4つのことが解決に導いてくれます。
本日はそんなマインド的な記事になります。
それぞれ見ていく前に1つ注意があります!
知識
知識とは教科書に載っていることがらを指します。
これは普段リハビリをする上ではとても大切です。
手足の運動をしたり、歩くなどの動作の練習をするにも知識がないと良い、悪いの判断ができません。
また、病気のことを勉強すると病気に対する注意点も同時に見えてきます。
注意点とは運動をするために気をつけなくてはならないことです。(リハビリではリスク管理と呼びます)
たとえどんなに良い運動をしてもそれが心臓に悪かったり、転んでしまったら意味がありません。
知識をつけることで運動に対し良い結果が出たと判断できるようになり、安全にリハビリが行えるようになります。
経験
熟練した経験を積んだ人は初心者の人よりも引き出しが多いのは言うまでもありません。
例えば、スノーボードが好きでよく行きますが最初は全然できず楽しくありませんでした。
経験を積み滑り方を覚えるといろんな滑り方(引き出し)ができ楽しくなってきます。
同様なことが様々なことに言えるのでないかと思います。理学療法も同じに思います。
理学療法士になりたての頃は目の前の人に何をしていいかわからず苦しい時期が誰しもあるのでないかと思います。
学校で得た知識で何とかしようとしますが限界もあります。
幸いにも私は指導者に恵まれたため、次に何を考え動けばいいか考え実行することができました。
しかし、やはり考えただけのその場限りの行動ではいつか限界がきます。
そこで、自分の行ったこと、それに対する結果を記録することにしました。
良い結果も悪い結果もです。悪い結果は次に何をしたかも記録します。
病気はたくさんありますが以前に行ったリハビリが活用できることもあります。
経験を蓄え、引き出しが増えれば対応出来る病気が増えていきます。
スノーボードと同様にだんだん楽しくなってきますし不安も減りますが、ゼロにはなりません。
聞く
自分の知識にもなく経験にもないことが起きることがよくあります。
そんな時にどうすれば良いでしょうか?
自分よりも知識があるもしくは経験がある(すでに経験している)人に聞けば良いのです。
職人の世界では技術は見て盗め!みたいなことをドラマなどで見たことがありますが、見て盗んで知識や技術を上げているうちにも対象の方の時間はどんどん過ぎてしまいます。
自分の時間がもったいないだけでなく対象者の時間まで奪ってしまうのです。
そんな時は質問して知識や経験を聞き出して応用すればいいんです。
ここで重要になるのが質問の仕方です。
「〜を教えてください」はNGです。どこでわからなくなっているか不明で答える範囲が広すぎるため結果的に時間がかかります。
「ここが〜になっていて〜にしたいんですが〜はどうですか?」
が最適な質問かと言えますが分からないから聞いているのです。
自分が分かる範囲で考えを述べつつ助言を求める程度でもいいと思います。
質問の仕方でかかる時間が大幅に変わります。
質問の前に考えを整理してみてください。
では質問をする相手がいない、質問をしても解決しない場合はどうしたらいいでしょうか?
その時に4つ目です。
調べる
職場の全員に聞いても答えが出ない場合があるかもしれません。
もしもそんな時には調べたらいいんです。
日本や世界中で同じようなことで悩んでいる人があなた以外にもいるはずです。
そこで検索に活用したいのが、EBPTチュートリアルとエビデンスデータベースPEDro です。PEDroは日本語のサイトですが検索画面から英語になってしまいます。英語が堪能な方は是非!
同じような悩みを持っている方がいれば参考にさせてもらいましょう!
しかし、注意点が1つあります!
最後に
この記事をご覧になっているという方は「理学療法士」に興味がある、知っている、もしくはご自身が理学療法士かもしれません。
あくまで私見ですが今後の参考になればいいと思い記事にしました。
新人職員の教育係りやグループをまとめているといろんな考えをするようになります。
今後はもう少し具体的に【脳卒中】に関することも記事することがありますのでその時は是非ご覧ください!